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未来世紀ジパング アフリカ 日本 開発会議 [未来世紀ジパング]

(スペシャル)奇跡のアフリカ第三弾 動乱エジプトを徹底解説

◇出演者
池上彰
シェリー
大浜平太郎

坂下千里子
パックン
宮崎美子
田山涼成

◇主な内容
◆沸騰キーワード
「中国でも欧米でもなくニッポン」

◆アフリカ開発と日本
6月1日から3日にかけてアフリカ開発会議TICAD(Tokyo International Conference on African Development)が行われた。

[アフリカ支援の歴史]
アフリカはアメリカとロシアが領土争い(経済援助)をしていた

冷戦終了後、ロシア崩壊→アメリカ撤退

日本が援助することに

しかし近年は中国が経済援助に関して目立ってきている!

日本が1800億円に対し、中国2兆円

このアフリカ開発会議で日本は積極的に支援のアピールを行った
今後5年間で3.2兆円【320億ドル】に支援を増額。

<補足>
支援の方法は日本と中国で大きく異なる。
中国の場合は労働者もすべて中国人、つまり現地にメリット少ない。
それと比べて日本のやり方は現地で雇用を創出するので、地元経済も巻き込んでいる。

◆アフリカの治安
「アラブの春」
2011年から民主化運動、独裁政権崩壊など、政治的不安が大きい

◆エジプト(アラブの春の中心地)
治安悪化の影響で観光収益が減少しており、ピラミッド周辺は人が閑散としていた。
若者はこう言う
「革命なんてやらなきゃよかった」
「革命はイスラム原理主義者たちに乗っ取られてしまった」

2011年に起きた革命では、ムバラク独裁政権を崩壊させるため、革命派市民とイスラム原理主義がタッグを組んで争ったが、
革命が終わり、ふたを開けてみれば、
統率のとれていない革命派市民から大統領候補者が何人も出て共倒れする間に
イスラム原理主義者から、モルシ大統領が誕生してしまった。


◆イスラム原理主義
モルシ大統領を支える勢力はこの一派。
イスラム原理主義とは…「ムハンマドが生まれた7世紀に帰りたい」という思想である。
主な支持層は農村や貧困層で、
積極的にその層に援助を行っている。(例えば、インフラ整備や、無償の学校など)
意外と過激なことはしていない様子が意外である。

◆このような国で日本が出来ることは?
「イスラム文化にどう順応していくか」がカギ
例えば、東京海上日動の保険は、イスラム用に保険の概念を合わせた。(相互扶助システムtakaful)
なぜなら「保険はギャンブル性がある」からだそうだ。

◆未来予測
エジプトから三大チャンス
① アフリカへの入り口
② 中東にもつながる…エジプトはアラブの盟主でもある(エジプトでのビジネスのノウハウを中東に活かせる)
③ イスラム市場につながる…世界の13~15億人のイスラム教徒に目を向けることができる


◇感想
日本が世界のために何か貢献できると、なんだかうれしいですね。
それより中国の援助があからさますぎてびっくり!

日本の存在感を上げていくためにもアフリカに投資するべきだと思いますね。
国内の一部の人は、税金を日本国民に還元すべきだという意見も多いですけど、
日系企業が外国で収益を上げれば日本に還元されるわけですし
そのほうがむしろ、日本に還元される額もあがると思いますけどね~。
先行投資のようなね…

ひとつ映像で驚いたのは、エジプトから日本に視察に来ていた人たちが
広島の原爆博物館で、「どうやってこの悲惨な状況から立ち上がったのだ」と驚いていたことだ。
本当にそうだ。
僕たち現代人はもっと、昔の人たちを尊敬しないといけないと思いました。

◇勝手にリンク(問題あればご連絡ください)
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